奈良県桜井市|大和国一宮・大神神社と桧原神社

奈良県桜井市三輪
2014年12月21日、愛知県から少し離れ、奈良県桜井市にあります日本最古の神社の一つ「大神神社(おおみわじんじゃ)」へ参詣しました。古事記にもゆかりのある場所なので、前から一度訪問してみたかった神社です。(追記:2015年よりJR東海の「うまし うるわし 奈良」キャンペーンのCMにも登場していますね)

大神神社・一の鳥居


国道を走っていると目に飛び込んでくる巨大な鳥居(一の鳥居)から参道が続き、三輪山に近づくにつれだんだんと神社の様相が現れて来ます。

大神神社・拝殿

大神神社・案内図
大神神社のご神体は三輪山そのものですので、お社は本殿ではなく拝殿と呼ぶそうです。資料によると、遠い神代の昔、大己貴神(おおなむち神・大国主神)が自らの和魂(にぎみたま)を三輪山に鎮められ、大物主神の御名を以てお祀りされたのがはじまり、とのことです。この辺りのお話が古事記にも登場しますね。

桧原神社

桧原神社この三輪山麓には、知恵の神様・久延彦神社、薬の神様・狭井神社といった神社が数々あります。ちょっとしたハイキング感覚で山の辺の道に沿って歩いていくと、桧原神社に到着します。この神社は第十代崇神天皇の御代に天照大御神を初めてお祀りされたところから元伊勢と呼ばれるそうです。この神社も社がなく、山の前に鳥居があり、山そのものを拝むようになっています。

三輪そうめん

大神神社・御朱印
大神神社と桧原神社の御朱印をいただきました。帰りに名産の「三輪そうめん」の煮麺を一杯。山巡りをして冷えきった体が温まるやさしいお味でした。寒くない季節にまた来てみたいところですね。